松前藩主の名刺開発日記2
前回書いた通り、ノベルゲーム的な何かを作ろうとしています。
こういうのってどうしてもシナリオ、お話を先に考えたくなりますが
最初の骨格作りも大事です。
まだその段階で、なかなか前に進まない気分です。
というより、制作2日目にして既に諦めたい……。セーブロードの設定が難しい。
まあセーブするほどのながいお話にするつもりはないので、最悪なくてもいいんですけどね。
とりあえずセーブロードの話は置いて、先に進もうと思います。
選択肢の分岐さえあればいいや。
アドベンチャーゲームの選択肢っていう概念が好きなんですよね。だからノベルゲームにしました。
決して表現力がなくて小説は書けないからゲームに逃げたとかそういう話ではないんだからねっ!
小説はストーリーが基本的に一本道です。読者は第三者的に、予め決められた話に沿って進んでいく様を見ることしかできません。
でもADVは節々でプレイヤーが選択を行い、ストーリーを作っていきます。
もちろんその選択肢は製作者が決めたものなので、別にプレイヤーが話を作っているわけではないのですが。
それでも感覚的には、時々出てくる選択肢を選ぶことで、プレイヤーが自らの手で話の行く先を決めることになります。
同時に、プレイヤーが話を決めた以上、その結末に辿り着いた責任もプレイヤーが負います。
バッドエンドだったからって製作者を恨むのはお門違いですよね。
こうして思うと、ADVは人生によく似ています。
どちらも、重要な局面で選択肢を選び、その責任は選んだ本人がとるわけです。
しかもADVのいいところは、人生とは違って、セーブデータからやり直せることです。
もしあそこで違う道を選んでいたらーーと思うことはままありますが、人生ではそう"思う"ことしかできません。
しかしADVは実際にもう一つの未来も"見る"ことができます。
そういう、"もし"の世界を見れるのが、ADVのいいところだと思っています。
多分こんな変なことを考えているのは自分だけでしょう。
突然話は変わりますが、ゲーム作りも難しいですけど、人間関係も難しいですね。
実はスキー好きなのですが、誰かスキー行きませんかと言ったらある人から、連れてってくれと返信が来ました。
しかしその1分後に、「でも予定詰まってて無理ごめん笑」と送ってきたのです。
結局行けないんじゃねーか! と思って「何だそりゃww」と返したら
「何だよ一緒に行こうと思ってたのに」と真顔で返されました。いやラインなので顔は見えないですけど。
結局行きたいのか行きたくないのか、ハッキリしていないと思うのはコミュ力の欠片もない自分だけなのでしょうか……?
もしかして言葉の裏の裏まで読めば、これはOKの合図なのでしょうか?
毎回会話ごときでそんな裏の裏まで読んでたら精神持たないです。
とりあえず経過観察します。