松前藩主の名刺開発日記19
やっと1ルート終わったぞおおおおおおおお!!
正確にはまだ終わってないですけど。
シナリオは全部終わって、あといくつか演出(BGMとかエンドロール)を調整したら、完璧です。
BGMが反復されない問題を提唱したところ、あるユーザーさんが緊急回避策を教えてくれたので、この問題は一応の収束を見ることになりました。
しかしBGMを再出力して差し替えないといけないというなかなか面倒な問題が待っています。
あとシーン切替えも少し手直しが必要でした。バージョンアップはいいことばかりではないですね。
いや、バージョンアップの前にゲームを完成させればいい話なのですが。
結局、春休みかけてやっとこさ1ルートという始末でした。
まだ3週間あるので2ルート目まで行きたいのですが、ここまでくると無理かなぁ。
今回はギャルゲーを語るコーナーは延期として、振り返りも兼ねて、1ルート目のコンセプトをネタバレしない程度で書いていこうと思います。以降このルートをAルートと呼びます。その方が打ちやすい。
Aルートの始まりは高3の始業式です。ここはCLANNADの影響が色濃く出ちゃってますね。
何ならゲーム始まって結構すぐに、「この街は嫌いだ」とか言い出しちゃいます。いや言わせたかった。
こんな風にCLANNADに限らず、色々な作品のパロディネタなどを織り交ぜながら、最初は楽しい高校生活が描かれます。
僕もここはすごく筆が乗って、ガンガン書いていました。このペースなら春休み中にTrue抜きで全部書けるじゃーんと調子乗っていましたすみませんでした。
少しでもプレイした誰かがここでクスっときてくれると嬉しいですね。
この時点で既にヒロインは全員登場していますが、話の中心はAさんですね。
Aさんや、主人公も時々重いこと考えますが、基本的にはネタパートです。
しかしあるイベントをきっかけに、Aさんの心境が大きく変化します。
このブログを精査すればどのイベントか分かりそうですけどね。
ここから本題……本題の方がネタパートより短かった。
割合としては、80%程度は楽しい楽しい高校生活です。
楽しい is 最高みたいな。何言ってんだろ。
残り20%でシリアスにしました。
こうして見るとどんだけネタに労力費やしてたんだろう。
ただここでネタ詰め込んでおかないと、Aルートの次からはあまりネタパート出てこない予定なんですよね。
前半で楽しい日常を書いて、後半でシリアスに攻めるのもCLANNAD、もといKeyらしい展開だと思います。
ただシリアスで扱う内容は、どちらかといえばefみたいな感じです。
Aさんは内気な性格なのですが、その理由が判明します。結構キツイ……と思います。
更にもっと酷いことが起こります。主人公も自分を責めますが、ここで一つ打開策を思いつきます。
それはゲーム序盤から時々ヒントというかまんま答えな気もしますが、出ています。
これもCLANNADっぽいところですが、日常パートの隙間に、幻想世界みたいなシーンが挿入されています。幻想世界ではありませんが、そういった方が分かりやすいですね。
それがヒントです。
ここから先は、お楽しみに。
主人公(プレイヤー)はその打開策を実行するかしないかで悩むと思います。
どちらを選んでも、何かを得る代わりに何かを失うような選択です。
こういうゲームやアニメの主人公はいとも簡単に全てを救ってみせますが、現実はそんなに甘くありません。
選択肢が出てくるので、ちゃんとそこでセーブしてね。
Aルートに限らず、本作で書きたいことの一つに「後悔」という感情があります。
あの時ああしていればこうしていればなんてよく思いますよね。
そんな後悔の感情がちょっとくらい際立つような設定にしました。
かくいう僕も黒歴史ばかりで……この話はいいや。
そう言えばAルートのネタの一部は僕の黒歴史も入っています。
多分すぐ分かると思いますが、ぜひ探してみてください。
本当の話ですよ。
明日からは2ルート目だ!