松前藩主の黒色Diary

タイトル通りです。松前藩主とかいうどこぞの馬の骨が、日々を黒(歴史)に染め上げていく日記です。

松前藩主の名刺開発日記30

ようやく名刺の前編が完成しました!!

ただ何というか、1ルート目が完成した時ほどの嬉しさはありませんでした。

これからバグチェック、文章校正、配布の検討、あとがきの執筆など、やることが山積みなので、素直に喜べないというのもありますが。

1ルート目が完成した時はまだエネルギーがあって、これからまた別のこと書けるんだ!という思いがあったので良かったのですが、今回はもはや魂の抜け殻のような気分の中で完成したので、「ああ、やっと終わった……。」という思いしかなかったですね。

完成直前とかは、Charlotte最終話の有宇のように

「なんで俺がこんなことしなくちゃいけないんだよぉ……」とぼやいていました。図書館でぼやいたら怒られるのでさすがに心の内に留めておきましたけど。

 

いや~本当に完成して良かった。でも辛かったです。自分で選んだ道なのに。

世の中の物書きを心から尊敬します。たくさんの文字をすらすらと書ける人たちは、多分その人格が、人生経験が濃いのだと思います。

かたや僕は20年以上も生きてきて、たった2か月書いただけでダウンしました。

それだけ僕は薄っぺらい存在なのです。

でも、逆を言うのであれば、もう文章が出てこない……と言えるほどまでに、名刺に全てを注ぎ込みました。

そういう点では、僕の企画の趣旨は達成されたのかなと思います。

間違いなく、この作品は「現時点での」僕を全て詰め込んだ、名刺と言える作品です。

ここで「現時点での」を強調しましたが、これは未来の僕を救うための言葉です。

どうせ未来の僕はこの作品を三流以下とかゴミカスとか言って黒歴史認定するので、その時に「でも当時20歳くらいの若造の作品なんだしこんなもんでしょ」と言って自分を守れるように、敢えて強調しておきます。

散々黒歴史を作ってきたので、そのフォローの手法はかなり身に付きました。

その前に黒歴史を作ることをやめるという選択肢がないのが、僕が非才である証拠なのでしょう。

 

最後に開発の休止について書いて、終わりにしたいと思います。

前にもどこかで書きましたが、大学の授業が始まると、そちらに専念せざるを得なくなるので、自動的に名刺の開発は一旦ストップします。

よって、名刺開発日記と称したこのブログの更新も停止します。

まさか開発してないのに開発日記が更新できるわけないですからね。

この次の記事が、名刺(前編)開発日記のラスト記事ですね。

 

本当はもっと色々書くべきことがあったような気もするのですが、もう文章が浮かんできません。

とりあえずこのブログを見ている人……まあ半分以上が冷やかしだと思いますけど、それでもここまで見てくださってありがとうございました。

開発の再開は夏休み開始後です。それまでこのブログは煮るなり焼くなり乗っとるなり好きにしてください。

ああそうだ、肝心の名刺の公開の話してないか。

いま知人の一人に秘密裏にデバッグを依頼しています。そこで軽く動作テストを行ってもらい、特に問題がなければ、来週にふりーむ!様にて公開となります。

公開告知は基本的にこのブログのみです。