松前藩主の黒色Diary

タイトル通りです。松前藩主とかいうどこぞの馬の骨が、日々を黒(歴史)に染め上げていく日記です。

社畜の予行練習

一ヶ月ぶりです。お久しぶりです。

この前、実家に帰省した時に、話の流れでこのブログを親に見られてしまいました。

僕はもうおしまいだぁ……!

 

それはさておき。今日は卒業研究配属研究室発表日でした。漢字がやたら多いですね。僕の中での漢字のみの最長単語は初期微動継続時間なんですけど、それを上回ってきましたね。

以前にも書きましたが、このブログは節目などの、複雑な感情が渦巻いて心の中が整理しきれない時のメモ書きとして運用しています。やはり今日は色々と考えることが多かったので、また色々と書いていきます。

 

まずは昨日の話。大学生は人生の夏休みなどと言われますが、大学4年生から始まる卒業研究はとても夏休みとは言えないような日々になると思われます。つまり、昨日は夏休み最終日なのです。本当の夏休み最終日は溜めた宿題を消化するイベントで決まりですが、現時点で特に宿題は課されていないため、昨日はバカ話ができる最後の日だと思い、バカ話をする会を開きました。

一緒にゲームして、炭水化物しかないような飯を食べて、本当にくだらない恋愛話で夜を明かしました。男を食って回る性欲モンスターは対岸の火事ではない話とか。何この売れないラノベタイトルみたいな話。あと周囲にはメンヘラしかいないとか聞かされると、余計に恋愛する気が失せますね。まぁその前に僕には恋愛する資格を有していないのですが。

結局僕は一度も恋愛しませんでした。もしかしたら僕が恋愛感情を正しく認識していないだけで、恋愛していたのかもしれませんが、少なくとも僕の意識上では恋愛していません。

正直、恋愛には興味あります。恋愛している人たちって(相手の愚痴を言うこともあるけど)やっぱり楽しそうだし、恋愛している人にしか分からない思いがあるのなら、それを味わってみたいとは思います。

でも昨日のような泥沼の話ばかり聞かされると、どうしても斜に構えてしまいますね。好きな人とふとした瞬間に目が合うだけで嬉しくなるのかい。僕は下ばかり見て歩いているので誰とも目が合いませんねー。何なら下を向いて歩きすぎたせいで、前を向かずとも人の気配だけで他人とぶつかることなく避けて歩けるくらいの技術が身に付きました。もし東京オリンピックに地面ガン見障害物競歩という種目があったら、僕はその日本代表になっていることでしょう。何だそのマニアックすぎるスポーツは。

何というか、バカの波長が合うやつらと一緒にバカな話をして、バカなことをしている瞬間が一番青春しているなって思いますよ。恋愛は傍聞きする限り、めんどくさそうです。

 

そんなバカ話回3時半まで続き、眠気が限界になった僕の一声で解散となりました。

それから風呂入って洗い物して、寝たのは5時半。ちなみに配属決定は11時に公表なので、9時半にアラームをかけて寝ました。

起きたら12時半でした。

僕はもしかしたら別の世界線に迷い込んでしまったのでは……と現実逃避できる時間すらなく、急いで身支度を整え、配属決定の張り出しも見ずに直接第一希望の研究室に行きました。これで第一希望が通ってなかったらどうしようなどと思いましたが、あとで見たらちゃんと第一希望だったので良かったです。まぁ成績と研究室の人気度を鑑みて、まず落ちることはないと思っていましたが。

いやー配属決定が張り出される11時の少し前から学科の掲示板に待機して、さながら合格発表を見る受験生のようなドキドキ感を味わおうと思っていたのですが……。でも12時半に起きて研究室集合13時と知った時のドキドキ感は味わえたので、これで良しとします。何が良いんだろう。

 

新入生は8人で、うち4人は仮配属なので知りあいでしたが、後の4人が顔と名前がギリギリ分かる程度でした。しかもうち1人は留年した1つ上の代の人……現実なんてこんなもんですよね。自分の知り合いだけで埋まる未来を妄想したこともありましたが、そううまくいきませんね。

加えて、来週からは平日は10-18時でトレーニング実験があり、なかなかハード。

研究テーマは一応希望を聞いてくれるみたいだが、ダメもとで、というスタンスらしい。発展性は見えないがやりたいテーマをやるか、興味はないけど発展性はありそうなテーマをやるかそれなりに悩みます。まぁ修士論文なんて本当の研究の世界から見たらおままごとだろうし、発展性なんて考えずに好きなことをやればいいかなと、今は思っています。

とまぁ、初日から不安要素ばかりを並べ立てられ、やはり卒業研究なるものはめんどくさいものだとげんなりしています。会社のようなスケジュールの中で、知らない人と肩を並べ、先の見えない課題に取り組む……傍から見ればなんて不幸な会社員なのでしょうか。なるほど卒業研究というものは残酷な社会に出るためのトレーニングなのかもしれません。そう思えば我慢もできますかね。僕には社畜の才能はそれなりにあると思っていますので。もしかしたら我慢の捌け口がこのブログになるかもしれませんね。同じ研究室のメンバーにだけは知られてはならないと思いました。

これから3年間頑張っていきます。