松前藩主の黒色Diary

タイトル通りです。松前藩主とかいうどこぞの馬の骨が、日々を黒(歴史)に染め上げていく日記です。

松前藩主の名刺開発日記35

名刺後編の制作を開始しました。

後編というか、完成版ですね。

何度も作ろうと思っては時間がないやる気がないと言って作ってきませんでしたが、遂に作ることにしました。

ただこのブログをリアル知人の人たちに公開してしまったので、一旦非公開設定にしてまた開発日記を書いていきます。

後編は前編と異なりネタパートをほとんどカットして、ひたすらシリアスに書いていきます。別にネタパートが思いつかなかったわけではありますん。

内容も前編より更に暗くしていきます。その内容の話は次回以降にするとして、今回はそもそもなぜ名刺を作ろうと思ったのかを書こうと思います。

 

名刺を作る理由はかなり初期でいくつか理由を挙げていたと思いますが、実はそれらの理由は名刺を作る一番の動機ではありません。

一番の理由は……いつでも心残りなく死ねるよう準備をするためです。

こういうことを書くと絶対何かめんどくさい反応が返ってくるので、リアルタイムでは公開する気はなかったのですが……名刺の完成版ができたときに、公開します。

そもそも、僕には生きる理由がありません。

それでも、ある時父親から「人間は自己満足のために生きている」と言われて、それ以降ずっと自己満足を追い求めてきました。最低限やることをやって、あとはひたすら楽しいことしかしない。まぁ最低限のことすらやらなかったときもあるのですが。

しかし、その自己満足すら達成できない事態に陥りました。

原因は2つあって、1つは「もう大体満足した」から。

もう1つは、自己満足すら満たせない世界になってしまったから。

前者の理由から説明します。まぁそんなに難しい話ではなくて、今までたくさんのゲームやアニメやラノベを楽しんできて、もういいかなと思うようになっただけです。

もちろん、まだ僕も知らない、楽しい作品はいくらでもあるのでしょうけど、それらに手を付ける気力がなくなりました。多分それが、大体満足したことの証なのでしょう。

いくら大好物でも、それをずっと食べ続けるのはしんどいのと同じです。

逆を言うなら、ずっと食べ続けているとしんどいと思う程度でしかなかったと言えます。つまり、今挙げたエンターテインメントの数々は、自分の人生のメインにはなり得ないということです。本当にそれらが好きなら、それらに関わる仕事に就きたいとか、新作を見るために生きていけるとか、そんな風になるのでしょう。僕はそういった思いを抱くことはありませんでした。

後者の理由は、今回後編を作るきっかけにもなりました。

今思えば、友人とバカ話をすることは自分にとってとても大きい自己満足の源だったのかもしれません。

今年から卒研配属されて、文句を言ったり嫌な思いをしつつも、バカなことを言いあいながら卒業研究に取り組む未来が、いとも簡単に消え失せました。

4/7以降、誰とも会っていません。本来であれば卒研が始まっているというのに。

別に卒研を頑張るつもりはありませんが、やる気がないなりにも最初は頑張ってみようと意気込んでいたのです。

しかしふたを開けてみれば、学生は登校禁止で、論文だけ渡されて家でずっと待機するだけ。

そんなつまらないことをするために生きているのではありません。

そう思うと途端にやる気がなくなり、論文も何も読んでいません。

もう、人生はこの先面白くなることはない。

研究にも取り組めず、見たいアニメもラノベもほぼ全部見て、やることがない。

1日が長すぎて、退屈すぎて、つまらなすぎて、もう僕には耐えられません。

こんな生活がいつまで続くのかも分かりません。

だったらもう、死んだ方がマシだ。

自己満足という、生きる意味を失ったのだから……。

最後の生きる意味が、自分で物語を作って、それを世に問うてみること。

 

名刺後編では、そんな生きる意味を問う物語となっています。